サンボー・プレイ・クックは6世紀末から9世紀頃までに建立された王の都の遺跡です。有名なアンコールワットよりもさらに500年以上前の時代に建立されたレンガ造の寺院が木立の中に点々と並び、カンボジア国内では、遺跡を取り巻く森と共に避暑地としても人気を集めています。
この旅では、サンボー・プレイ・クック遺跡を訪ね、吉川さんの案内で、深い森に囲まれた遺跡の村に2泊3日のホームステイで滞在します。ホテル泊では味わえない、穏やかで豊かな村の暮らしを味わってください。

「サンボー・プレイ・クックの遺跡に会いに森を訪れ、木の葉のざわめきと虫や鳥たちの声に耳を傾けていると、私たちの周りはものすごくたくさんの命に包まれていることに気がつきます。そして、遺跡が建てられた1,000年前からそうした命が繋がって、積み重なって今に続いていることに思いを馳せると、とても穏やかな気持ちになるのです。古代の遺跡と今を生きる地域の人々が織りなす「遺跡生態系」の一部につながる時間を一緒に過ごすことができればうれしいです」（Napura-works 吉川舞）

ツアー条件

ご旅行代金

2017年11/3（金・祭）～11/7（火）●￥158,000
11/22（水）～11/26（日）●￥158,000
2018年1/4（木）～1/8（月・祭）●￥178,000

（以下の費用が別途、事前のお支払いとなります）

成田空港利用料等◇ ＠￥2,610

各国諸税◇ ＠￥2,900（概算）

燃油サーチャージなど◇ ＠￥8,080（9/1現在・目安）

最少催行人員

2名様

ご出発地

東京（成田空港）　＊名古屋、大阪発着も可能です

食事条件

朝3回、昼3回、夕2回

ご利用予定航空会社

ベトナム航空

ご利用予定ホテル

カフリゾート＆スパ、フランジパニ・ヴィラ・ホテルなど（シェムリアップ）
サンポー・プレイ・クックではホームステイです

エスコート

現地係員／サンポー・プレイ・クック滞在中は吉川舞さんがお世話いたします

共同主催

このツアーは「株式会社ひとたび」との共同企画です

写真

サンボー・プレイ・クック遺跡

村でのヒトコマ（お手伝い）

村での夕食

日程表

DAY 1

成田経由地シェムリアップ

午前：航空機にて経由地（ハノイ、ホーチミン）へ
着後、航空機を乗り継ぎシェムリアップへ

着後、送迎車と市内のホテルへ
市内のホテル泊
(食事：-　-　-)

DAY 2

シェムリアップサンボー・プレイ・クック

朝食後、ナプラ・ワークスのスタッフ（英語）と合流して、専用車でシェムリアップを出発
7世紀の王都サンボー・プレイ・クック遺跡へ

ガイドの吉川さんの出迎え。昼食
サンボープレイクック遺跡の散策にご案内します

今日から2泊3日は村でのホームステイ。水浴びや夕食
ホームステイ
(食事：朝食　昼食　夕食)

DAY 3

サンボー・プレイ・クック滞在

終日：吉川さんの案内でサンボープレイクック遺跡の散策、および村の暮らしを味わってください

村の手仕事に触れたり、食事の準備のお手伝いをしたり、買い物をしたり、カンボジアの村での時間をお楽しみください

水浴びや夕食
ホームステイ
(食事：朝食　昼食　夕食)

DAY 4

サンボー・プレイ・クックシェムリアップ

出発までフリー。村で過ごします

昼食後、専用車でシェムリアップの空港までお送りします

夜：航空機で経由地（ハノイ、またはホーチミン）へ
着後、航空機を乗り継ぎ、直行便にて帰国の途へ

機中泊
(食事：朝食　昼食　-)

DAY 5

成田

朝：成田空港到着
(食事：-　-　-)

その他の情報

エスコートガイドの吉川さんからこの旅について一言●

カンボジア王国、サンボー・プレイ・クック遺跡群とその周辺に生きる人々。遺跡があって、人が生きる。その自然なかたちがこの場所にはあります。それはあまりにも当たり前に、呼吸をするのと同じようにそこにあります。
1,000年も昔からそこにある遺跡の静かな力と、その周りで今、生きる人たちの明るい力強さ。それがサンボー・プレイ・クック遺跡に私が通い続ける理由です。

体験の交換を通じて、みんなでつくる遺跡と地域の未来を目指しています。遺跡と地域と訪問者をつなぐ、小さくて確かなつながりの輪が広がっていくように、皆さんの日常の中に少しずつサンボー・プレイ・クックと地域の暮らしをお届けします。

サンボー・プレイ・クック遺跡とは●

サンボー・プレイ・クック遺跡は、アンコール・ワットに先立つこと500年以上前、6世紀〜8世紀にかけて建立された王の都と王のための寺院で、2017年7月にカンボジア第3の世界遺産に登録されました。

吉川舞さん / Mai YOSHIKAWA

早稲田大学人間科学部卒。19歳の夏にカンボジアの遺跡と人々に魅せられ、学生団体を設立。学生時代のほとんどをカンボジアに捧げ「コンサルタント」ではなく「プレイヤー」になるため、卒業と同時にカンボジアへ移住。2008年〜2013年まで遺跡修復チームにて現地広報を担当。遺跡にまつわる様々な情報を、地域の人々と観光客により広く伝える事業を実施。年間1500人以上をご案内してきました。

2014 年よりコンポントム州のサンボー・プレイ・クック遺跡群を拠点に「遺跡と地域と観光客の快適な関係」を構築するために「Napura-works」を起業。現在は、遺跡や地域の問題解決を、地域と訪問者の関係の中で解決してゆく仕組みづくりを実践中。