旅の報告47
ニュージーランド・ミルフォードトラック・トレッキング
旅の写真と感想
2014年の年末(12/24〜1/1)に、9日間でニュージーランド・ミルフォードトラックのトレッキング(ガイドウォーク)に、女性の一人旅で出かけたお客様から、写真と感想をいただいたのでご紹介させていただきます。
マッキンノン・パス(トレッキング3日目)
あけましておめでとうございます。
ミルフォードトラック、おかげさまで本当に良い思いをして帰ってきました。
今回の旅のキー・ワードを列挙してみます
*雨もまた良し
*ガイドやスタッフによるおもてなし
*人の優しさ・出会い
*案ずるより生むが易し
*達成感・リフレッシュ
「世界一美しい散歩道」ミルフォード・トラックの総行程は54.5kmで、4泊5日のガイドウォーク。フィヨルドランド国立公園の一部で、雨が多く、苔植物やシダ植物が茂る緑のレイン・フォレストで、途中、澄んだ川が流れていて、湖もあり、雄大な滝も見られました。今回は、幸いお天気に恵まれ、すばらしい景色の中を歩いてきました。2日目は雨が降りましたが、雨もまたよし。岩肌を流れ落ちる滝の音も景観も迫力がありました。
今回のツアーのゲストはクリスマスホリデーということで50名の大所帯。国籍はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、日本(私の他に一家3名)だったと思います。私は単独参加で、英語もわかっていないことを理解してもらえ、ガイドさんに色々と配慮してもらったと思います。
今回、ガイドは4名でしたが、ガイドウォークといっても集団で歩く必要はなく、それぞれのペースで歩いて行けば良いので、人数が多いツアーに参加している感覚はあまりなかったです。一日あたり5〜7時間程度を歩くのですが、自分の好きな所で立ち止まっておやつを食べたり景色を眺めたり、自分のペースで歩き、その日のロッジに到着すれば良いというスタイルは、私にはとても心地良いプログラムでした。ただし、ロッジに早く到着すると、色々と良い事もありました(ベッドの位置、シャワーの順番などなど)。
トレッキング中のロッジですが、シャワーとベッドが完備され、洗濯(手洗いですが)して乾燥機で乾燥までできるという、至れり尽くせりなロッジでした。食事も、鹿肉や鮭、白身魚、ラム肉等、地元の食材を使った、おもてなしを感じる食事はとてもおいしく、毎日しっかりいただきました。
今後、ご参加される皆さまに、私から持ち物のアドバイス?をさせていただくと以下です
〇これらは忘れてはならない
*登山靴(かなり気合いの入ったものが良い。私はゴアテックスの革製で雨の日も大丈夫だった)
*ザック・カバー(慣れた物の方が良いー肩が擦れて痛くなる)
*レインジャケット(ゴアテックス、雨の日も上着のみでOKーファイントラックのズボン!)
*ポール(2本!:レンタルは1本 NZ$25だった)
*かゆみ止め(虫除けよりも重要と思われる)
*iPhone&充電機(他のゲストと画像やアドレス等のデータをその場でシェア、要/防水対策)
*靴擦れ防止のパッチ(かなり効果的、ただしかぶれた)
*クレジットカード
〇これらは持つ必要性はかなり低い
*防水バッグ
*テルモス(ペットボトルの水で十分、川の水も飲める)
*分厚いフリース(薄手で重ね着するようにする)
*ダウンジャケット(絶対いらない)
*現金
今回、私は3日目の下りで足の付け根を痛めてしまい、最終日には、とうとう足がうまく動かせなくなり、ガイドさんがが痛み止めをくれ、荷物を少し持ってくれ、仲良くなった人がポール(ストック)を貸してくれて何とかゴールできました。行く前は、自分の体力が一番心配だったのですが、歩いた後は、こんなにも自分にできることがあるんだなと嬉しく思えました。勿論、周りの人たちに助けてもらえたこともありがたかく、インディペンデント・ハイカー(個人旅行の人)では味わえない旅になったと思います。
すばらしい大自然の中を無心になって歩くことだけでなく、人とのやり取りや一体感も味わうことができ、本当に行ってよかったなと思えました。
なお、最終日にクイーンズタウンで予約していただいたアロマ・マッサージは、筋肉痛の体にかなり良かったです(ディープ・ティシューをおすすめ)
ありがとうございました。
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ニュージーランド(個人旅行手配)11〜4月発
〇 ミルフォード・トラック・トレッキング9日間
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