石坂博文さんの Column
2016ヨーロッパ・アルプス ツアー日記 4
モンブラン・ガイド登山 登頂記
8月22日〜24日
ワイルド・ナビゲーションのアルプス登頂ツアー
モンブラン山頂アタック編です。
1泊2日の短い期間ではありましたが、できる限りの順応トレーニングは順調に終わり、あとは本番の天気次第。幸いにも向こう5日間は快晴の予報。そのため予定通りに、テートルース小屋、グーテ小屋に各1泊する2泊プランで登頂を目指すことにしました。
この2泊プランにはいくつかのメリットがありますが、石坂スペシャルでもあるので、詳細はここでは控えます。気になる方はワイルド・ナビゲーションまでお問い合わせください。
モンブラン登頂の初日は、のんびりとテートルース小屋に入り、まずは1泊。
2日目のアタックの日は朝5時に食事をして5時半に出発しました。お客さまの調子も良く、順調に2時間でグーテに到着。予備などで持参した不要な装備をデポして、できる限り装備を絞り、トイレに寄ってから山頂を目指して再出発。
バロ小屋まではさらに2時間。ドーム・ドゥ・グーテ付近で、未明(2時頃)にテートルースを出発して登頂してきたグループとすれ違ったので情報を入手。バロから先のコンディションは風もなく、上々との事でした。
いつものように今度はバロにストックをデポ。山頂まではここからさらに2時間。途中の急斜面で、クレバスが 50cm ほど口を開けていて、フィックスロープを使って飛び越えなくてはならない箇所もありましたが、天気が良いのでここも問題なくクリア。
ちょうど正午にモンブランの山頂に着きました。
今日はグーテ小屋の予約をとってあるので、無理にシャモニーまで下山する必要はなく、2日目はグーテで行動を終了です。グーテ小屋は相変わらずの満室でしたが、小屋番が変わって雰囲気が良くなったような気がしました。
ワイルドナビのモンブラン登頂のガイドですが、お客さま、そして天候にも恵まれて、過去5年間の登頂率は100%をキープしています。
今後はマッターホルンやアイガーなどのメジャーなピーク以外にも、ヨーロッパ・アルプスの秀峰、ラメージュ、ピッツベルニナ(ビアンコ稜)、チナールロートホルン、オーバーガーベルホルンなどなどもご提案していこうと思っていますので、ご期待ください。
(サッポロ・マウンテンタイム/石坂 博文)
ヨーロッパ・アルプスの登頂ツアー
最新のツアーの詳細はこちら→
☆石坂博文さんの「ヨーロッパ・アルプス」ツアー日記 2016
←前の日記へ
次の日記へ→
こんなツアーもお好きかも
ヨーロッパ・アルプスの旅
山の旅
登頂