AIT ART TOUR 2014 vol.1● 8/23発【終了】
夏休みは札幌へ行こう!
札幌国際芸術祭2014と北海道の自然をめぐる3日間
Sapporo, JAPAN
Sapporo International Art Festival 2014
このたび、AITでは、7/19(土)から開催される「札幌国際芸術祭2014(SIAF2014)」と北海道の自然を満喫するトレッキングツアーを企画しました。
明治時代、維新変革に伴い、積極的な開発が進められた北海道は、石炭などの天然資源による開発利用によって、日本の近代化に大きな役割を果たしました。SIAF2014は、「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、北海道という広大な土地に記憶された歴史や文化、人々の暮らしをアートの視点で見つめ直し、これからの都市と自然との関わり方を考える、北海道では初の国際芸術祭です。会期中は、札幌市内の公園や歴史的建造物、地下歩行空間を舞台とし、国際色豊かな作品の展示やパフォーマンス、ライブなどが行われます。
本ツアーでは、はじめに、アイヌ民族や開拓農家の暮らしなど、北海道の近代の歴史を撮り続けた社会派カメラマン掛川源一郎と、幼少期にアイヌの人々との交流をもつ「ゴジラ」などの特撮映画音楽で知られる作曲家・伊福部昭による2名の展示を通して、北海道の近代史を違った角度から捉え、検証する展示を鑑賞します。また、札幌の自然環境を象徴する「雪」をテーマに、世界で初めて人工雪を作ることに成功した実験物理学者・中谷宇吉郎(1900-1962)について芸術的観点から評価を行うユニークな展示や、中谷宇吉郎へのオマージュとして制作した高谷史郎による映像インスタレーションのほか、第52回ヴェネチアビエンナーレ(2007)で日本館代表展示作家に選ばれた、北海道出身の岡部昌生による大規模な夕張炭鉱遺構のフロッタージュ作品や、インド出身で国際的に活躍するスボード・グプタの巨大都市を想起させる巨大な彫刻など、私たちの暮らしを支えるエネルギーやそれを取り巻く環境について考えます。
最終日に行うトレッキングでは、SIAF2014のテーマのひとつである「自然」について、身体を使って学びます。場所は、初級者から登山愛好者まで幅広い層に人気の「樽前山」。溶岩ドームや透明度の高さで有名な支笏湖(しこつこ)、太平洋を眺望でき、8月の樽前山では、イワギキョウやタルマエソウ、ヤマハハコなどの花が見頃です。参加者とともに、1、2日目に巡った芸術祭を振り返りながら、普段味わえないような自然の世界を満喫しましょう。
みなさまのご参加お待ちしております。
2014年 8/23(土)〜8/25(月)
ご旅行代金 ◇ 羽田発着
● ¥89,000(AITメンバー/MAD受講生・修了生/学生)
● ¥94,000(一般の方)
〇 早期「お問合せ」割引き△¥3,000 の設定あり / 詳細は後述
〇 申込み締切 / 2014年7月31日(木)
* 締切り前でも定員に達した場合はキャンセル待ちとなります
〇 「札幌集合/解散」も可能です。費用はお問い合わせください
〇 申込み締切 / 2014年7月31日(木)
* 締切り前でも定員に達した場合はキャンセル待ちとなります 〇 「札幌集合/解散」も可能です。費用はお問い合わせください
最少催行人員
15名様/定員25名前後
ご出発地
東京(羽田空港)
* その他の出発地ご希望の方はお問い合わせ下さい
食事条件
朝2回、昼0回、夕0回
ご利用予定航空会社
全日空
ご利用予定ホテル
ローヤルステイ・サッポロ(札幌)
一人部屋利用追加料金
¥12,000(2泊で)
エスコート・ガイド
現地にてAITの大隈理恵さんがご案内します
ツアー企画協力
AIT(特定非営利活動法人 アーツイニシアティヴトウキョウ)
8/23(土)
羽田 新千歳空港 →(各自移動)→札幌
早朝:羽田空港ご集合
朝(07:00頃):航空機にて新千歳空港へ
* 着後、札幌までは JRなどにて移動ください(現地払い)
* 現地集合の方は 10:30 にホテルに集合
昼食(各自払い)の後、「札幌国際芸術祭2014」見学を開始
★ 北海道庁赤れんが庁舎 ★
★ 札幌駅前通・地下歩行空間(チ・カ・ホ) ★
後、ホテルにチェックイン
夕刻:希望者のみでシンポジウムに参加
★ 北方圏学術情報センター「ポルト」 ★
夜:交流会・夕食(各自払い)
市内のホテル泊
(食事:- - -)
8/24(日)
札幌 札幌・郊外 札幌
朝食後、今日も「札幌国際芸術祭2014」見学を開始
★ 北海道立近代美術館 ★
昼食(各自払い)後、チャーターバスにて郊外の展示をめぐります
★ 札幌芸術の森美術館 ★
★ モエレ沼公園 ★
夕刻までに市内に戻ります
ホテル泊
(食事:朝食 - -)
8/25(月)
札幌 樽前山 / 支笏湖 新千歳空港 羽田
朝食後、チャーターバスで支笏洞爺国立公園へ
ハイキング・ガイドさんと一緒に、樽前山(1,041 m)のトレッキングを楽しみましょう(約3時間30分)。
天気が良ければ周辺の山々や支笏湖を一望することができる、初心者向きの山登りです
下山後、チャーターバスで周辺の温泉へ
汗を流してゆっくりしてから、空港までお送りします
* 現地解散の方は18:00 頃に空港で解散(遅れる場合もあります)
夜:航空機にて羽田へ
21:00 頃解散
(食事:朝食 - -)
早期「お問合せ」割引を設定します●
このツアーに興味がある方。まずは 6/30(月)までにお問い合わせください!
実際にツアーに参加するかは問わず、6/30 までにお名前を預からせていただいた方がお申し込みの際には「参加費を¥3,000 割引き」いたします
ツアーにご興味があれば、まずはお電話かメールでご連絡ください!
貸切バスで、SIAF2014アソシエイト・キュレーター飯田志保子氏と共にメイン会場(一部)を巡る!●
ツアー2日目には、MAD2014のゲスト講師で、SIAF2014アソシエイト・キュレーターの飯田志保子氏とともに、貸切バスで遠方にある一部のメイン会場をまわります。会場では、飯田氏が手がけた企画や展示作品について、お話を伺います。
キュレーター本人と現地で交流できる、またとない機会です!
AIT企画イベントやMADの講師としてもおなじみのアーティストが多数参加!
ツアー中はスペシャルゲストも !?●
畠山直哉氏(写真家)や宮永愛子氏(美術家)、山川冬樹氏(ホーメイ歌手/美術家)、毛利悠子氏(美術家)ら、MADやAITの企画でもおなじみの作家の展示に出会えます。
参加作家との交流会もあるかも !?
オプションでSIAF2014特別シンポジウム「中谷芙二子:霧は語る」に参加も可能(無料)●
ツアー初日の8/23(土)には、中谷宇吉郎の娘であり、SIAF2014のメイン作品とも言える中谷芙二子の霧の彫刻について語るシンポジウム(スピーカー:坂本龍一、中谷芙二子、高谷史郎、岡崎乾二郎/モデレーター:浅田彰)が開催されます。オプションでこちらのイベントにも参加可能です! SIAF2014テーマについてより深く学ぶことができます。
お酒も食も美味しいツアー●
中谷宇吉郎旧宅の裏山から、中谷芙二子自ら採取した土壌を用いてつくられた純米大吟醸「宇吉郎」(香川県亀岡酒造)を特別に用意しました。入手困難なお酒をみなさんと楽しみます。
また、SIAF2014見学の途中、さっぽろ大通ビアガーデンに立ち寄って今、流行のクラフトビールでちょっと一息。お酒が苦手な方でも、北海道の涼しい日差しの下で、特製ジンギスカンや道産牛のステーキなど、札幌ならではの料理を堪能できます。札幌の夏を味わいましょう。
初心者でも安心!楽しい!トレッキングのプロが、事前レクチャーでポイントを伝授●
現地ガイドによる案内のもと、安全に楽しく、北海道の自然を楽しみます。また、トレッキングの後は、温泉に入って疲れを癒してリフレッシュ! 事前レクチャーでは、トレッキングのプロを講師に迎えて、トレッキングの基礎知識や山道具の選び方などについて伺います。シンプルな装備で足取りも心も軽やかに!登山初心者にも安心なトレッキングの A to Z を学びます。
AITキュレーターと事前レクチャーでしっかり予習。北海道初の芸術祭を楽しみ尽くそう!●
* 8/4(月)夜・開催 予定 *
日本の各地で数多くの芸術祭が開催されている中で、SIAF2014の特徴とはどんなものでしょうか?近年のアートフェスティバルや国際展の傾向について学ぶとともに、AITキュレーターの堀内奈穂子とスタッフの大隈理恵が、SIAF2014の見所を解説します。
途中離脱や延泊の希望などフレキシブルにアレンジ可能●
「ホテルのグレードを上げたい」「延泊したい」など、皆さんの希望にできるだけフレキシブルに対応します。ご希望の参加形態があれば、まずは早めにご相談ください。
● エスコート
大隈 理恵さん / Rie OKUMA (AIT アート・コーディネーター)
大分県立芸術文化短期大学卒業。アートフェア東京勤務を経て、2010年より AITにて国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADのコーディネート、広報を担当。
「札幌国際芸術祭2014」とは?
札幌初の国際的なアートフェスティバル「札幌国際芸術祭2014」は、世界的に著名なアーティストである坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、これからの都市と自然の共生のあり方を考える国際芸術祭として、2014年7月19日(土)から9月28日(日)まで、72日間に渡り開催します。開催テーマは「都市と自然」。「地域」がホストとなり、札幌の歴史・風土、インフラ、産業、食をはじめとするライフスタイルなどにも焦点を当て、ゲストディレクターが熟慮した開催テーマのもと、国際芸術祭を作り上げていきます。世界で活躍する現代アーティストたちが参加し、美術館はもちろん、札幌全体が芸術祭の舞台となります。
テーマ:「都市と自然」
サブテーマ:「自然」「都市」「経済・地域・ライフ」
公式 HP はこちら
- 旅行代金には、航空券代、宿泊費(朝食付)、バスチャーター費、ガイド代および芸術祭入場料が含まれます。
*公共機関、及びタクシーでの移動は自費となります(旅行代金には含まれません)。 - 天候などコンディションが悪い場合は、ガイドさんの判断でトレッキング等のプログラムを変更する場合があります
- このツアーについてのご質問、およびお申込書、ご旅行約款、日程表、持ち物リスト(トレッキング時)などツアーの詳細については担当者までお気軽にご連絡ください。資料などお送りいたします。